本を全部読むことを辞めた。
ビジネス書や自己啓発書のような自分の利益に直結しそうな本が好きで、昔からよく読み漁っていた。
高校生までは親の金で、大学院生となった今では図書館で借りて読みまくっている。無い本は購入希望を出す。もちろん欲しい本を購入してもらえない場合もあるが、他にも蔵書に読みたいものがたくさんあるので、手が空くことはない。
変に几帳面な性格なので本は1度読み始めると、読了するまで返却することは無かった。最近気づいたが、これは時間の無駄な気がする。
自分は読書スピードが決して早いとはいえない。5日で1冊程度が精一杯だ。
このスピードを1年中維持できたとしても
365÷5≒73
1年で73冊しか読めない。
しかもその間にも本はどんどん出版され最先端は移り変わっていく。
そう思うと、本1冊に時間をかけすぎるのはもったいない。
そこで、自分の本の読み方を定めることにする。
- 目次で興味のある章にある程度目星をつける。
- 選んだ章を読む。
- 前後の関係が気になるようであれば読む
- 面白くなければ途中でも切り捨て、次の目星の章へ向かう。
- 読みたい章が無くなることをもって、読了とする。
著者が本当に言いたいことは1冊のうちわずかだし、本を何冊も出しているような著者ならば内容が数冊にわたって被っている部分もあるだろ。