カーボンファイバーのバイオリン
とある楽器店で面白いものを見つけた。
カーボンファイバーで出来たバイオリンである。木に比べて温度・湿度変化に強く、高い強度を誇るらしい。
また木のように接着面や強度面を考慮する必要が無いため、フロント・サイド・ボトムを固定するコーナー部が削ぎ落とされ、全体的にツルンとしたデザインになっている。コーナー部は雑音の原因となるらしい。
自分はバイオリン弾きではないし、あまり馴染みもないので雑音がどの程度のものか知らない。シチューを作る際にあえてアクを取らないことで味にコクを出すという手法も聞いたことあるが、楽器に関してはどうなんだろう。
f字孔の横棒も無くなってるが、不要だったからだろうか。
ほぼ全体がカーボンから作られているが、修理がしやすくなるように魂柱と駒は木製らしい。音響的にも木のほうが良いらしい。
そう思ったら、結局木のほうがいい音がするのだろうか・・・。
音響と強度はトレードオフということか。
マンドリンでもこういうの作ってくれないかな。
そういえば弾いたAve Maria
先日、今まで練習していたカッチーニのAve Mariaの弾き納めということで、録音したものをYouTubeにアップロードした。団体を引退してしまうと、演奏会という定期的なリセットがないからよくない。
開始数秒でお分かりいただけると思うが、エフェクトをバリバリ使っている。
編集はCubaseで、プリセットのたしかか教会っぽくする奴をつかってる。音だけを聞いたなら、まさか日本一住宅が余っている地域の1Kアパートとは思うまい。
音は友人に借りたダイナミックマイクを通じて録音したもので、映像はスマートフォンのインカメラで録画したもの。インカメラのせいか、画質がかなり劣ることがわかる。
ぶっちゃけ録音と録画を重ねるのが激しく面倒なので、映像も撮れるPCMレコーダを買おうかなと思ってる。