絃が切れる理由を考えてみた

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貴方の周りにも居ませんか、やたら絃を切る人。もしかして貴方ですか。

僕は数年前まで大学のマンドリンサークルに所属していたのですが、絃を切る人はたいてい決まっていました。あまりにも同じ人ばかりが絃を切るので「またか」という若干”もういいよ”的な空気が流れることもしばしば。

絃の不良だとすれば同じ人ばかりが絃を切るのも確率的におかしいので、楽器側・人間側の原因を考えてみました。

人間側の理由

手汗がよく出るため、絃が錆びるのが早い

手汗が出るのは体質なので仕方ありませんが、きちんとケアすることにより絃の寿命を伸ばすことは可能です。弾いている際にもまめに絃をクロスで拭いたり、楽器の絃のためのサビ防止スプレーなどで対策しましょう。また、絃を拭くクロスで手を拭かないようにしましょう。これをすると逆効果です。絃を拭くクロスと、ボディを拭くクロスを分けても良いかもしれません。

ピックの平面と絃にかなり角度がついて当たっている

これは実際に確かめたわけではないので予測に過ぎません。が、力が一点に集中するとそこから切れてしまいそうな気はします。

チューニングの為に、何度もペグを回したり戻したりしている

いわゆる金属疲労というやつです。大きな演奏会前など気合が入って念入りにチューニングしているときにやってしまいがちなミスです。主絃をチューナーで合わせた後に、2本同時に鳴らして副絃を調整する際に切れるのだと思います。鳴らす回数に自分で制限を設ければ、より注意深く音の響きを聞くようになり、より早くチューニングを終えられるように鳴るはずです。2本同時に鳴らすときは、少しタイミングをずらすと”うなり”がよくわかります。うなりとは、わずかに周波数のズレている音を2つ同時に聞いた時にウヮンウヮン聞こえるアレです。

楽器側の理由

ナット、ブリッジ、フレットなどの弦と接触する部分の仕上げが甘い

ピックと絃の角度の時と同様、一点に力が集中することになります。どこから絃が切れているかを見るとある程度原因がわかるかもしれません。I型フレットだと指も痛くなるので、切れやすくなるかも。I型・T型フレットのそれぞれのメリット・デメリットってあるんですかね。T型フレットの楽器しか使ったこと無いのでわかりませんが・・・。

ブリッジの位置が不適切で絃長が長くなり、その分テンションが高くなっている

ブリッジの位置がおかしいなんて絃が切れる以前の問題なのですが、ありそうだな思って書いてみました。絃というのはピンと張られた部分が長くなるほど音は低くなり、張る力が強くなるほど音は高くなります。なので、ブリッジの位置がテールピース側に下がるほど音は低くなり、それを取り戻すべくテンションを強くしなければならなくなります。まあ、ピッチが合うようにブリッジが調整されていたら気にする必要は無いんですが。

まとめ

絃を切ってしまう原因は切った本人にしかわからないこともあります。原因がその人自身なのか、楽器にあるのかどうかは各自で見極めてください。

絃を切ることは楽器にも良くないので、機会があれば楽器屋さんに相談してみてください。フェアの時などはリペアマンが無料で点検してくれたりします。

「こういう理由もあるよ!」という場合は是非教えて下さい。加筆させていただきますので。

 

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