東大合格者3名出しました(AMEMIYA) guitar mandolin duo

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AMEMIYAさんの名曲「東大合格者3名出しました」をギターとマンドリンでカバーしてみた。

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AMEMIYAさんに合わせて、ギターとマンドリンどちらも半音下げチューニングで演奏した。

 

 

演奏前から薄々勘付いていたが、

歌がないとネタ的な面白さは半減する。

 

 

でも曲としても好きだし...これでいいか。

しかし2絃開放時の音程があっていないのが気になる。

ブリッジを作り直す必要があるが、このマンドリンは借り物だしな・・・。

マンドリンエージング検証 ピンクノイズ編

 

miura-mandolin.hatenablog.com

 

前回のエージングに使った音はマンドリン音源(AviAvital氏演奏の即興詩/桑原康雄)だったが、今回はイヤホンなどのエージングにもよく使われている、ピンクノイズというものを用いて検証を行ってみる。

ピンクノイズとは、パワーが周波数に反比例する雑音のこと。同じ周波数成分を持つがピンク色に見えることからピンクノイズと呼ばれる。いわゆる1/fゆらぎを持った信号源をマクロに見た場合も似た感じになる。

ピンクノイズ - Wikipedia

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マンドリンエージング検証

エージングとは

「楽器を弾きこむ程よく鳴るようになる」とは、マンドリンに限らずよく言われる話である。これには、2つの原因が考えられる。

  1. 弾く人の演奏技術が向上する。
  2. 楽器が、構成する分子レベルで変化する。

1つめに関しては言うまでもないだろう。(長く弾いてれば誰でもある程度は上手く鳴らせるようになる。)

2つめは、エージングと呼ばれる効果である。よく弾き込まれた楽器は、新品のそれと比べて豊かな響きが得られるというのは、楽器奏者ならば誰もが体験したことのある話だろう。

楽器だけでなくヘッドホンを語る上でも欠くことのできない話(らしい)。オーディオ業界ではしばしば議論の的になっているようだ。「ヘッドホンのエージングで音が良くなるのは都市伝説だ」という意見もあるが、音が変わるというのは本当らしい。

楽器のエージングも頻繁に取り沙汰される話だが、調べてみてもいまいちピンと来ない感想しか得られない。「よくなった!」とは書いてあるが、あくまで主観的であり、科学的に検証された客観的な情報が見当たらない。エージングに効果があるとわかった所で、弾く以外の選択肢がないからだろうか。

しかし気になってしまったものは仕方がない。

そこで今回は、振動スピーカによりマンドリンエージングを行い、エージング前後での周波数帯域(以下スペクトル)の変化を観察した。

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楽器に適した木材の年数

ここ数日、以下の本を読んでいる。

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かなり古い本だが、楽器に関する考察が科学的な、とりわけ物理的な視点から考察されていて読みやすい。僕が物理専攻だからかもしれない。

この本の中に、面白いことが書いてあった。それは、「スギの木は切り倒してから200年が最も硬くなり、1000年ほどたって切りたてと同じ程度の硬さになる」ということ。

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